佐賀大医学部の青木洋介教授(左)の指導を受けながら防護服を着る県職員や看護師ら=佐賀市のアパホテル佐賀駅前中央

佐賀大医学部の青木洋介教授らの指導を受けながら防護服を着る県職員や看護師ら=佐賀市のアパホテル佐賀駅前中央

 新型コロナウイルスに感染した無症状者を受け入れる佐賀市の「アパホテル佐賀駅前中央」で23日、防護服の着脱訓練があった。県職員や看護師らが、二次感染を防ぐための対処法を学んだ。

 山口知事は同日、自衛隊久留米駐屯地に災害派遣要請を行い、感染者受け入れに関する研修指導の協力を依頼した。自衛隊員のほか佐賀大医学部附属病院の感染制御部の医師が、防護服の正しい着方、脱ぎ方を指導した。

 訓練には、県職員約20人と県健康づくり財団に所属する看護師約10人が参加し、手袋やフェイスシールド、上着などを身に着けた。指導した医師は「脱ぐ時に汚染された表面を触らないように」と強調した。

 県は重症の感染者に高度な医療を提供するため、無症状者は同ホテルで療養してもらう方針。全237室を借り上げ、個室で過ごしてもらう。県職員3、4人が食事の提供などを担い、財団の看護師1人が感染者の病状を確認する。それぞれ交代で常駐する。

 25日には感染者を受け入れる模擬訓練を実施する。その後、感染者の移送を始める。

 研修に参加した20代男性職員は「医療崩壊を防ぐために最大限サポートしたい。二次感染を防ぐため、アルコール消毒や脱ぐ手順を徹底する」と話した。

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