新型コロナウイルスの院内感染を防ぐため屋外診療室となるトレーラーを設置する大学やNPOの関係者ら=佐賀市鍋島の佐賀大医学部附属病院

 佐賀大医学部附属病院は22日、外来患者ら来院者の発熱に伴う診察拠点として、医療系のNPO法人が所有するトリアージ用のトレーラー2台を、屋外に設置した。同病院高度救命救急センターの阪本雄一郎センター長は「新型コロナウイルスなどの院内感染の防止に努めたい」と話した。

 トレーラーは、NPO法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパン(佐賀市)が貸与した。診察室用と発熱した患者を収容する病床用を、同センターの搬送入り口に配置した。

 附属病院は20日から、外来患者や付添人ら全ての来院者に、入り口でサーモグラフィーによる検温を始めた。37・5度以上の発熱が確認された場合、トリアージ室のあるトレーラーに誘導する。

 阪本センター長は「附属病院は県内の高度医療機関の“最後の砦”。全国で相次いでいる新型コロナウイルスの院内感染は絶対に許されない」と強調した。同NPOはトレーラーを複数台所有しており、新型コロナの感染拡大で、大阪や広島などの病院に貸与した実績がある。

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