新型コロナウイルスへの対応で疲弊する現場について訴えた県医療労働組合連合会のメンバー(奥)=県庁

 佐賀県医療労働組合連合会は22日、新型コロナウイルスに対応する医療機関への支援を求める要請書を、県に提出した。マスクなどの物資が不足しているほか、帰宅をためらう従事者がいる現状などを訴えた。

 要請書には、PCR検査の態勢強化のほか医師や看護師らの増員、手袋や消毒液といった資材の確保など6項目を盛り込んだ。連合会メンバーは「感染者の対応に当たったスタッフには、家族への感染を恐れて家に帰れなかった人もいる」と説明し、宿泊施設を確保するよう求めた。エプロンが足りずゴミ袋で代用したり、防護服を使い回したりしている事例も伝えた。

 肥前精神医療センターで療養介助専門員として働く服巻裕介さん(36)は「元々人員不足だった現場が、コロナ対応でさらに苦しくなっている。早く対応してほしい」と話した。県医務課の担当者は「関係部署と共有し、具体的な対策を検討したい」と応じた。

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