佐賀こども食堂が手作りした弁当を受け取る子ども=佐賀市の勧興公民館

弁当作りをする佐賀こども食堂のメンバー=佐賀市の勧興公民館

 子どもたちへ食事の提供など行う「佐賀こども食堂」が20日、同市成章町の勧興公民館で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、これまでの会食形式ではなく、弁当を配布するスタイルで活動を継続。運営する市民活動サポートセンターの宮﨑知幸さん(37)は「開催を取りやめようとも思ったが、困っている家庭もある。なんとか食事を届けたかった」と思いを口にした。

 佐賀こども食堂は2016年に開設。毎月1回、困窮世帯の子どもへの食事の提供や地域の住民の交流の場として活動してきた。新型コロナの影響で県内の多くの子ども食堂が閉鎖する中、3月は利用者に食材だけを提供。利用してきた施設の取り壊しに伴って、4月からは勧興公民館で活動を始めた。

 メンバーとボランティアの6人で調理や弁当に詰める作業を行った。食材には個人や民間企業から提供されたタケノコやハンバーグなどを使用。事前予約をした人を対象に弁当と総菜のみの計77人分を提供した。

 宮﨑さんは新しい場所での活動について「公民館は外が広く、子どもたちも安心して遊べる。今後も続けていきたい」と話した。

 今後、毎月19日に食堂を開く予定だが、状況をみて判断する。詳しくは、佐賀こども食堂のフェイスブックで確認できる。問い合わせは市民活動サポートセンター、電話0952(20)2063。

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