川原重樹伊万里署長

 本部勤めが長く、警察署勤務は8年ぶり。伊万里への赴任が決まると、多くの人から「あそこはいいよ」と声を掛けられた。土地の魅力に加え、警察と市民の間に良い信頼関係があるというのが経験者たちの評価だという。

 高校を出て警察官になり、思い出すのは若い頃のことが多い。初めて刑事課に配属された鳥栖署は強盗が頻発し、盆正月も休むことなく走り回った。1996年に発覚した嘉瀬川バラバラ殺人事件では、福岡県警との共同捜査本部がある小倉北署に派遣され、泊まり込んで犯人を追った。

 食事や睡眠の時間を削って仕事を学んできたが、それも今は昔。署員の働き方改革に気を配りながら、「交通事故防止や特殊詐欺対策などに力を注ぎたい」と意気込む。

 高校時代は空手部で、警察官になって柔道や逮捕術にも打ち込んだ。ベンチプレスで140キロを上げていた体は制服が膨らむほどムキムキだ。趣味は家庭菜園。「官舎ではナスやミニトマトを育てています」

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