ブリヂストンは20日、主に自動車のタイヤを生産する国内11工場の稼働を、4月下旬~5月上旬に一時停止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で需要が減少しているため。日本の主要乗用車メーカー全社が国内工場の稼働停止や減産に追い込まれ、関連産業への影響が顕在化してきた。

 一時停止の対象となる工場があるのは栃木、東京、岐阜、滋賀、山口、福岡、佐賀、熊本の8都県。それぞれ2~6稼働日停止する。うち熊本工場(熊本県玉名市)と関工場(岐阜県関市)では、高圧ホースなど一部の生産を止める。

 従業員は原則、一時帰休とし、給与の9割を支払う。ブリヂストンは「事業環境の変化に対応すべく、経営上必要な対策を実行していく」とのコメントを出した。

 自動車工場の稼働停止を巡っては、日本製鉄やJFEスチールが鋼材需要の急減を受け、製鉄所の中核設備である高炉の一時休止を決めている。

このエントリーをはてなブックマークに追加