同時中継で授業をする教員=佐賀市の佐賀大学本庄キャンパス

 佐賀大は20日、インターネットを活用して学生が遠隔地から講義などを受ける「オンライン授業」で本年度の前期の授業を開始した。新型コロナウイルスの感染防止の一環で、キャンパス内への学生の立ち入りを禁じている中、パソコンやタブレットの画面を通じて講義を中継した。

 本庄キャンパスの経済学部の羽石寛志教授は経営情報論を開講し、初日は3、4年生約80人が受講した。羽石教授が授業の映像をネットで配信し、学生はコメント欄に質問事項などを書き込みながら進行した。多くの学生はパソコンなどで授業を閲覧して「内容が理解できた」との意見が上がった一方、自宅の通信環境から「音声が途切れる」などの指摘もあった。

 羽石教授は「学生がいない所で講義するのは初めての経験だったが、反応もあったので安心した。学生の授業に対するモチベーションを保つために改善していきたい」と話した。

 大学は同時中継による授業や映像をいつでも視聴できるオンデマンド授業などを展開する。緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されたのを受け、学生の入構を禁止している。

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