敷地東側(国道34号側)から見た新庁舎のイメージ(鳥栖市提供)

 市民の安全安心を守るための予算編成に力を入れ、防災拠点となる新庁舎の建設工事や、近年の豪雨災害に対応するための緊急河川改修などに取り組む。一般会計当初予算は260億8452万円で、市長選前で骨格予算だった前年と比べて約22億7千万円(9・5%)増えた。庁舎建設や扶助費の伸び、防災対策により、総額は2年ぶりに過去最大を更新した。

 新庁舎は震度7の地震にも耐えられる免震構造とし、本年度中に着工、21年度末の完成を目指す。防災対策のため、河川の護岸改修やしゅんせつ事業に取り組むほか、道路冠水被害などが想定される箇所に監視カメラを設置する。

 子育て支援にも力を入れ、子どもの医療費助成は小学生までだった通院費を中学生までに拡充。田代公園の遊具をリニューアルし、保健センター改修に合わせて子育て世代包括支援センターを整備する。橋本康志市長が公約に挙げた「味坂スマートインターチェンジ(仮称)」の設置に伴う周辺道路の整備も進める。

 緩やかな人口増加などを受けて市税収入は増加を見込んだが、新型コロナウイルスによる税収減が強く懸念される。

 

主な事業

▼新庁舎整備【6億8465万円】

 市民の新たな防災拠点と位置付け。建設工事着手に伴う費用を計上した。

▼緊急河川しゅんせつ改修【7770万円】

 近年の豪雨災害に対応するために護岸改修、しゅんせつ、調査などを行う。

▼子どもの医療費【3億円】

 小学生までだった通院費の助成を中学生までに拡充する。

▼飯田・水屋線、飯田・酒井東線等道路改良【合計1億5765万円】

 味坂SIC(仮称)設置に伴う周辺道路整備を行う。

▼国スポ・全障スポ施設改修【1億600万円】

 23年度に開催される大会に向け、市民球場の改修を行う。

▼衛生処理場敷地土壌調査経費【1億9030万円】

 次期ごみ処理施設予定地で見つかった有害埋設物を前年度に続き調査する。

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