小城署長の野口裕明(のぐち・ひろあき)さん

 警察署の勤務は、神埼署の副署長になった2011年以来。公共の安全と秩序の維持を責務にする警察の役割を改めて見つめ直し、着任あいさつで「県民のために何をすべきかを日々考えて」と署員に語った。

 新型コロナウイルスが猛威を振るい、佐賀県内でも感染者の確認が相次ぐ。外出の自粛に伴う家庭内での児童虐待やドメスティックバイオレンス(DV)の増加も懸念されており、「社会不安に乗じた悪影響がないか、暮らしの変化に目を凝らしたい」と話す。

 警備や管理部門を経て、警視になってからは採用や人材育成を担当した。「関わった若者たちが経験を積んで職業人の顔つき、振る舞いになり、パートナーとして仕事の相談をする人も出てきた」。後輩の成長に目を細める。

 ビートルズの大ファン。中学時代に楽曲を聴き、「ハンマーで殴られたような衝撃を受けた」。当時手にしたエレキギターとエレキベースは「宝物」。音が漏れないようイヤホンを付け、官舎でかき鳴らしている。佐賀市出身。

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