「春らしさを感じてほしい」と話す副島硝子工業の副島太郎社長=佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリー

 江戸末期からの伝統を受け継ぐ副島硝子工業(副島太郎社長、佐賀市)のガラス工芸「肥前びーどろ」の展示会が同市本庄町の高伝寺前村岡屋ギャラリーで開かれている。160年来の技法を生かし、色鮮やかに仕上げた日用品など約300点が並ぶ。19日まで。

 肥前びーどろは佐賀市の重要無形文化財に指定されている。今年は「春のよそおい」がテーマ。桜をイメージし、ガラスとガラスの間にピンクなどの色を付着させ、ふんわりとした雰囲気に仕立てたカップや小鉢の新作を展示。近年力を入れて開発に取り組んでいる、チタンを使って特殊な色付けをしたエメラルドグリーンのアクセサリーなども展示している。

 新型コロナウイルスの影響で一時は中止も検討したが、ファンの声に後押しされて開催を決めた。副島社長は「少しでも春らしさを感じてほしい」と話す。19日は午前10時~午後5時まで。来場者にはマスク着用を呼び掛ける。

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