2月に行われたテコンドーの東京五輪日本代表最終選考会で優勝した浜田真由(右)=岐阜県羽島市

バドミントン男子ダブルスの園田啓悟(右)、嘉村健士=3月、羽田空港

 新型コロナウイルスに対応する緊急事態宣言の対象が全国に拡大されたことで、東京五輪に向け地方を拠点に活動している選手への影響を懸念する声が17日までに相次いだ。既に宣言の対象地域だった7都府県でみられた練習場の確保すら難しい状況も全国に広がる。強化現場は「河川敷の利用」や「練習は選手の自己責任」などと厳しい状況を訴えている。

 陸上女子マラソンで東京五輪代表の前田穂南が所属する天満屋は、岡山市が拠点だ。今後は公共の競技場での練習は難しくなるため、武冨豊監督=多久市出身=は、河川敷や所属先のグループ会社が持つゴルフ場の活用も想定。「状況に合わせて、工夫してやるしかない」と話した。

 テコンドー女子で五輪代表の濱田真由(佐賀市出身、ミキハウス)は実家の佐賀に戻って練習している。全日本協会の関係者は「こまめに連絡を取り、メンタル面の不安を減らしたい」と気に掛けた。

 富山県高岡市を本拠地とするバドミントンのトナミ運輸は、男子ダブルスの園田啓悟、嘉村健士=唐津市出身=組ら日本代表7人を抱える。自社体育館はなく、普段は公共施設で練習していたが今後の利用は難しそう。荒木純監督は「今は我慢の時」としつつ「羽根を使った練習ができなくなる。(制限長期化で)数カ月できなかったら、ゲーム感覚が無になる」と声を落とした。

 空手日本代表の今井謙一コーチは、「今後は選手の自己責任での活動になる。(コーチは)関与できないだろう」と指摘。国民全体が日々の生活に大きな制約を受ける中「(他人に)どう映るか敏感にならないといけない。変な捉え方をされないようにしてほしい」と心配した。

 カヌーは既にナショナルチームの活動を中断して選手個々に地方などで調整中。日本連盟の古谷利彦専務理事は「全国一律に制限となると、強化はより厳しくなる」と悩ましげに語った。自転車トラック種目のナショナルチームも、ウイルス感染を警戒し個々に自宅などで活動している。日本自転車競技連盟の中野浩一選手強化委員長は「この形が継続することになるだろう」と話した。

 日本オリンピック委員会(JOC)の尾県貢選手強化本部長は「本当に大変だが、我慢しながら、自分のやれることをやっていく時期」と語った。

 新型コロナウイルスに対応する緊急事態宣言の対象が全国に拡大されたことで、東京五輪に向け地方を拠点に活動している選手への影響を懸念する声が17日までに相次いだ。既に宣言の対象地域だった7都府県でみられた練習場の確保すら難しい状況も全国に広がる。強化現場は「河川敷の利用」や「練習は選手の自己責任」などと厳しい状況を訴えている。

 陸上女子マラソンで東京五輪代表の前田穂南が所属する天満屋は、岡山市が拠点だ。今後は公共の競技場での練習は難しくなるため、武冨豊監督=多久市出身=は、河川敷や所属先のグループ会社が持つゴルフ場の活用も想定。「状況に合わせて、工夫してやるしかない」と話した。

 テコンドー女子で五輪代表の濱田真由(佐賀市出身、ミキハウス)は実家の佐賀に戻って練習している。全日本協会の関係者は「こまめに連絡を取り、メンタル面の不安を減らしたい」と気に掛けた。

 富山県高岡市を本拠地とするバドミントンのトナミ運輸は、男子ダブルスの園田啓悟、嘉村健士=唐津市出身=組ら日本代表7人を抱える。自社体育館はなく、普段は公共施設で練習していたが今後の利用は難しそう。荒木純監督は「今は我慢の時」としつつ「羽根を使った練習ができなくなる。(制限長期化で)数カ月できなかったら、ゲーム感覚が無になる」と声を落とした。

 空手日本代表の今井謙一コーチは、「今後は選手の自己責任での活動になる。(コーチは)関与できないだろう」と指摘。国民全体が日々の生活に大きな制約を受ける中「(他人に)どう映るか敏感にならないといけない。変な捉え方をされないようにしてほしい」と心配した。

 カヌーは既にナショナルチームの活動を中断して選手個々に地方などで調整中。日本連盟の古谷利彦専務理事は「全国一律に制限となると、強化はより厳しくなる」と悩ましげに語った。自転車トラック種目のナショナルチームも、ウイルス感染を警戒し個々に自宅などで活動している。日本自転車競技連盟の中野浩一選手強化委員長は「この形が継続することになるだろう」と話した。

 日本オリンピック委員会(JOC)の尾県貢選手強化本部長は「本当に大変だが、我慢しながら、自分のやれることをやっていく時期」と語った。

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