18日からの休館案内を設置する映画館の関係者=佐賀市の109シネマズ佐賀

佐賀市内のシアター・シエマ

 緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大され、佐賀県は劇場や遊技施設、商業施設などに使用停止や休業を要請する。県内の映画館4館は、18日からの休館を決め、各館とも5月7日からの再開を目指すが、めどは立っていない。

 休館を決めたのは佐賀市のイオンシネマ佐賀大和、109シネマズ佐賀、シアター・シエマと、唐津市のシアター・エンヤ。

 このうち109シネマズ佐賀は、入居する大型商業施設から開館の要望があったが、先に宣言の出た福岡からの来館者が多く、感染リスクを踏まえて決めた。

 同館の柿添健二副支配人は「休館は悔しいが、社会情勢を考えると、いま開館することは好ましくない」と休館を知らせる用紙を入り口に掲示した。月間10本以上は映画を見るという佐賀市の60代男性は「寂しいな」と肩を落とした。

 終息が見通せず、新作の上映も軒並み延期が続いている。柿添副支配人は「楽しみな新作も多いのに、5月以降もスケジュールは見えない。過去のヒット作品などの再上映も含め、休館中も配給会社とやりとりを続ける」と話した。

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