佐賀県内学校の休校対応

 新型コロナウイルスの感染増加に伴い、緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大されたことを受け、佐賀県内で4月から再開していた県立学校や市町の小中学校は、21日から5月6日まで臨時休校になる。授業を実施していた私立の中学・高校も足並みをそろえた。県立高で検討しているインターネットを活用したオンライン授業は、準備が整わなかった。

 県立の中学・高校と特別支援学校は、休校の準備などを考慮して20日までは登校させ、各校で必要最小限の臨時登校日を設定できるようにした。県教育委員会は佐賀市の致遠館高でオンライン授業の実証試験を行っていたが、落合裕二教育長は「まだ課題もあり、間に合わない」との認識を示した。自宅にいる生徒のパソコンに授業の動画を配信する方法を検討している。

 共働き家庭などの子どもを受け入れる学校開放について県教委は、3月の休校時より対象の児童生徒を限定する方針を示し、市町に要請する。

 再開していた市町立の学校は県立学校と足並みをそろえる。20日は休校中の課題などを配布するために登校日とする。佐賀市は保護者に一斉メールで伝達し、20日にも文書を児童生徒に渡す。休校中の鳥栖市や三養基郡の小中学校は登校日を設定して児童生徒の健康状態や自宅学習状況などを確認する方針を示す。

 通常授業をしている私立のほとんどの中学・高校は20、21日から臨時休校を決めた。大学、短大はキャンパスでの対面授業を行わず、オンライン授業などで対応している。

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