子どものかわいい文字で「採用してください」の言葉とともに、牛乳とレモン汁で作るカッテージチーズを使ったレシピが両面びっしりと書かれたアンケートの回答が届きました。何度か試作をしてみて、活動に採用しました。
活動では、鍋で牛乳を沸かし、様子を見ることから始めました。近頃は、鍋で牛乳を沸かすことが減っているようで、表面に膜ができることがとても不思議だったようです。80度になったら火を止め、レモン汁を加えると液体とチーズに分離します。それは、まるで理科の実験をした時のような驚きのようでした。
チーズをガーゼでこして絞ったものに、生クリームやはちみつを加え甘いクリームにしました。
砕いたビスケット、いちごジャム、桃の缶詰と一緒にカップに重ね入れ、最後にさくらんぼで飾り付けをしたら、かわいいデザートができました。
メニューを考案してくれた子どもはもちろん、みんな「おいしい!」と笑顔で食べました。
(神埼市地域学校協働活動推進委員・伊藤真樹)