新型コロナウイルスの影響によるシングルマザーの収入や仕事への影響

 母子家庭を支援するNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」(東京)のアンケートで、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、シングルマザーの半数以上が収入減、あるいは収入がなくなる見通しだと回答したことが16日、分かった。子どもの休校で食費などがかさみ、困窮に拍車が掛かっている現状も浮き彫りに。法人は「ひとり親世帯を取り残さない支援策が早急に必要だ」と訴えている。

 アンケートは2~5日、法人の会員を対象にウェブ上で行い、約200人が回答した。うち6割近くがパートやアルバイト、派遣などの非正規職員だった。

 感染拡大による収入への影響を尋ねた質問に5・8%が「なくなる」、48・6%が「減る」と回答。「変わらない」は37・5%だった。

 感染拡大や一斉休校に伴う仕事への影響を問うと「休校のため仕事を休んだ」が16・6%、「仕事が少なくなり、シフトや勤務時間を減らされた」が14・1%で「仕事がなくなった」は11・2%だった。「仕事には行っているが早く帰るようにしている」は17・1%、「変わらない」は12・2%だった。

 政府や自治体に求める対策を複数回答で聞くと、78・1%が「すぐに現金給付を」と答えた。「子どもが安心できる場所を増やしてほしい」が48・1%、「休業補償をしてほしい」は37・6%だった。

 「小学校と中学校の入学が重なって準備にお金がかかり、4月の食費や光熱費、学費を払える自信がない」「子どもが家にいて食事も用意している。コメ類でおなかを満たし、栄養が偏っているが我慢している」といった声も寄せられた。【共同】

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