佐賀県教育委員会は16日、県外の大学から帰省した運動部OBを高校の部活動へ参加させないよう、県内各校に要請したことを明らかにした。大学の休校中に母校で高校生と一緒に練習をする事例があり、懸念の声が寄せられたため、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から判断した。

 県の対策本部会議で落合裕二教育長が説明した。政府の緊急事態宣言の対象地域になった東京都や福岡県などから帰省したOBが参加するケースがあったとして「感染拡大地域から、学校に感染が持ち込まれることを危惧した。各学校で受け入れ自粛を徹底してもらっている」と述べた。

 佐賀市内のある高校運動部では4月上旬、福岡県や東京都などから帰省したOB複数人が練習に参加していた。県教委の要請に先立ち、7日の緊急事態宣言発令を受けて、同校はOBの部活動参加を禁止したという。監督は「(部活動ができない)ストレスがたまっていると思うので気持ちとしては一緒に練習してあげたいが、仕方ない」と話した。

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