静まり返った港町で海面を鮮やかに彩る街灯の光=唐津市呼子町の呼子港

 イカや朝市で名高い唐津市呼子町。夕暮れ時、人々は帰路に就き、海岸沿いの街灯がともり始める。日が沈み、波打つ水面(みなも)に映し出された白やオレンジの明かりが、静まり返った港町で休むことなくゆらゆら揺れている。

 呼子町には「水光呼子」というキャッチフレーズがある。光を受けてきらきらと輝く呼子の海を見た詩人の北原白秋が、故郷・福岡県柳川市の「水郷柳川」をまねて考案したなど諸説ある。観光客の間では、港を照らす光をこのうたい文句に重ねて「水光照明」と呼び、夜景スポットとして口コミで広がっているという。

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