がん闘病や無毛症の患者専用の医療用帽子「ツーリーフキャップ」が完成した。10年以上にわたってがん闘病を支えている佐賀市の美容室「二葉」と、杵島郡江北町に工場を構えるイイダ靴下が、「ずれやすい」「頭皮が傷つく」といった患者が抱える悩みを解決する商品開発に共同で取り組み、4年がかりで販売を実現した。

 化学療法などで脱毛した患者は、ウイッグ(かつら)だけではなく帽子も必需品となる。二葉の荒川国子代表(55)は、来店客や患者会などで「不具合が多い」との声を聞いた。頭に汗をかくため、ずれやすく脱げやすい。帽子をかぶり寝ていても脱げて「頭だけがキンキンに冷えて目が覚めてしまう」との声や、頭皮に触れる面に織り目などの凸凹があり、それに引っかかり頭皮が傷つくとの悩みもあった。

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