政府が新型コロナウイルスへの感染防止で、繁華街への外出自粛要請を全国に拡大したことを受け、佐賀県は15日、「接客を伴う飲食店の利用を自粛してほしい」と呼び掛けた。キャバレーやバー、ナイトクラブなどが対象で、居酒屋などの飲食店は含まないとした。

 政府が11日に改定した基本的対処方針では、緊急事態宣言の対象地域になっていない佐賀など40道府県は「繁華街の接客を伴う飲食店などへの外出自粛について強く促す」としている。

 佐賀県の大川内直人健康福祉部部長は会見で「接客を伴う飲食店は『3密』が濃厚に重なる。店の特性から匿名性が高く、感染源や濃厚接触者の情報が得にくいリスクがある」と説明した。「接客を伴う飲食店」の定義を巡っては「佐賀県としては、居酒屋や通常の飲食店はこの範囲には考えていない」とした。

 山口祥義知事は定義に関し「自治体に線引きが任されていて悩ましく、検討している」と述べた。その上で「医療現場を守るためにも感染経路が不明になりやすい環境をつくりたくない。利用を控えてほしい」と強調した。

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