佐賀上下水道局(佐賀市)は20日から、新型コロナウイルスの感染予防でアルコール消毒液が不足していることを受け、塩素系消毒液を無料配布する。水道水の殺菌に使われる薬剤を活用し、市内の医療、介護、保育施設などに配る。

 消毒液は、浄水場で殺菌に使用されている「次亜塩素酸ナトリウム」の原液を水道水で0・1%に希釈する。タオルに含ませてトイレを拭くなどして使用する。消毒液をさらに水で薄めればドアノブやテーブル、エレベーターのボタン、おもちゃの滅菌に使える。肌荒れが起きる恐れがある手や指には使用しない。

 配布対象は病院、高齢者介護施設、小中高校、大学、図書館などの公共施設。水道局庁舎北側で配り、1回当たりの配布量は1事業者20リットルまで。事前予約が必要で、容器は持参する。

 水道局は「アルコールに比べて速乾性はないが、ウイルスの殺菌能力は高く、物の消毒に有効と国も認めている。コロナの感染拡大防止につなげていきたい」と話す。問い合わせは水道局、電話0952(33)1334。

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