佐賀空港開港からの利用実績

 佐賀空港(佐賀市川副町)の2019年度利用者数は、過去3番目に多い73万976人で、前年を8万8048人下回った。18年度まで6年連続で続いていた過去最多の更新が止まった。日韓関係の悪化によるソウル、釜山便の運休が影響したほか、新型コロナウイルス感染拡大によって国際線の運航見合わせが全線に拡大し、国内線の利用者の落ち込みも響いた。

 県空港課が15日に発表した。国際線の利用は、前年より8万1163人少ない14万8732人だった。日韓関係の悪化で昨年8月から運休しているソウル便が大きく落ち込み、9万263人減の3万4841人だった。釜山便も同月から運休している。

 新型コロナの影響で、西安便は今年1月、上海便は2月、台北便が3月から運航を見合わせている。大邱(テグ)便は利用者が伸び悩み、昨年5月から運休している。

 国内線は、羽田便が前年より2万4189人少ない45万7041人で、成田便は1万6515人多い12万4386人だった。新型コロナの影響は2月末から出始め、3月の羽田・成田両便の利用者は前年同月より3万1394人少ない2万3475人にとどまった。

 7日に出された政府の緊急事態宣言などを受け、国内線は4月からさらに減便となっている。空港課は「3月以上に4月のほうが厳しい状況で、復便の見通しも立っていない。新型コロナの終息時を見据えた方策に知恵を絞りたい」としている。

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