「#唐津エール飯」の投稿を呼び掛ける唐津市観光課の職員=唐津市南城内の大手口センタービル

 新型コロナウイルス感染拡大による影響で外食する人が減る中、唐津市は持ち帰りできる飲食店や利用客に料理の写真と「#唐津エール飯」と記したSNSでの投稿を呼び掛けている。SNSによる情報共有を通して、持ち帰りの消費を促し、苦境に立つ飲食店を応援する。

 「#エール飯」は大分県別府市や青森県青森市など全国的に取り組まれている。市は9日から始め、市内の旅館や飲食店などの約50店が参加している。SNSで「#唐津エール飯」と検索すると店の情報などが一覧でき、投稿総数はインスタグラムやフェイスブックなどで300件以上に上る。

 東町の寿し幸は、14日からランチで余ったおかずやいなりずしの詰め合わせを432円で販売している。エール飯を見てからの注文がすでにあったと言い、店主の久我忍さん(58)は「常連さんも持ち帰りにする人が増えてきた。客層は高齢の方が多いが、新規のお客さんの目にも留まってくれれば」と話す。カレーやパスタの持ち帰りができるカフェルーナの店主・前田真子(しんこ)さん(48)は「終息に向かうまでは持ち帰りが中心になりそう。エール飯は始まったばかりだけど、SNSを見てからの注文がすでに5件ほどあった」と期待を寄せる。

 唐津観光協会のホームページでは、持ち帰りや宅配ができる店舗一覧を掲載している。今後、市はジャンルやエリア別で検索ができるウェブサイト「TAKEOUTからつ」を立ち上げる予定で、掲載する飲食店を募っている。市観光課の担当者は「SNSの拡散効果を狙って応援していきたい」と話す。

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