呼子地域婦人会が発行したレシピ本を持つ谷口繁美会長

小川島に伝わる「まきするめ」

 唐津市呼子町の呼子地域婦人会(谷口繁美会長)は、イカや鯨などを使った郷土料理のレシピ本を発行した。小川島に伝わってきた「まきするめ」など25品を紹介している。

 町では観光資源であるイカのほか、かつて捕鯨が盛んだったことから鯨料理も親しまれている。婦人会は2013年から郷土料理を振る舞う「食の文化祭」を毎年開き、島や各地区の会員への聞き取りで町の味を掘り起こしてきた。谷口会長(69)は「若い人を中心に魚を食べる機会が少なくなっている。町の漁業を支えるためにも魚食文化を広めたい」と話す。

 レシピには筒状に巻いたイカの一夜干しを甘辛く煮た「まきするめ」や、甘夏みかんの果汁を加えた締めさばなども。若者が親しみやすいよう、イカ入りキッシュや魚介のアクアパッツァなど洋風のアレンジ料理も収録する。

 市の補助金を使い、「食の文化祭の集大成」として本を編集した。町の各世帯に1部ずつ贈り、呼子市民センターでも無料配布する。問い合わせは同センター、電話0955(53)7162

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