佐野常民を紹介する佐野役の鷹巣将弥さん=佐賀市川副町の佐野常民記念館(提供)

佐野常民や三重津海軍所跡を紹介する佐野役の鷹巣将弥さん=佐賀市川副町の佐野常民記念館(提供)

 佐賀の偉人に扮(ふん)して歴史寸劇を演じるユニット「幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」が、佐賀市内の歴史スポットや偉人を紹介する動画を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。八賢人役の俳優が週替わりで登場、初回は「北海道開拓の父」といわれる島義勇の動画を公開した。新型コロナウイルスの感染拡大でユニットの公演中止が続く中、動画で佐賀の魅力を発信する。

 「おもてなし隊」は2012年9月から、毎週日曜日に佐賀城本丸歴史館(佐賀市城内)で歴史寸劇を披露している。一日も休まず通算2千回以上の公演を重ねてきたが、新型コロナの影響で3月8日から中止を余儀なくされ、連続記録が途切れた。

 代表の青柳達也さん(45)は「当面公演は難しそうだが、楽しみにしてくれている人のために何かできれば」と考えを巡らした。これまでの寸劇上演や市内での町歩きイベント、18、19年に開かれた肥前さが幕末維新博覧会への協力で得た知識を生かした動画の制作を決めた。

 9日に公開した島義勇の動画では、島を演じる谷口文章さんが、佐賀市赤松の島義勇之像を紹介。像が東を向いている理由や像が交差点の名前になっていることなどを解説した。

 佐賀城本丸歴史館での上演は、直前の木曜日に可否を判断して「おもてなし隊」のブログで告知しており、中止の場合にその日に動画を公開する。

 次回は佐野常民を紹介する予定で、青柳さんは「落ち着いたら遊びに来てもらえるよう、佐賀の魅力を動画で伝えたい」と話す。

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