ICT技術を生かして農業分野に進出する翔和の古賀和香子総務部長。「多久を盛り上げたい」と語る=多久市の同社

 農家の高齢化や後継者不足が課題となる中、多久市の「翔和」(七種鉄郎社長)が、農業法人「Syouwa Vegecul(ベジカル)」を立ち上げ、米の栽培や販売に本格的に乗り出す。建設業で培ったICT技術を生かす。

 同社のICT事業部は、小型無人機・ドローンを使って土木・建築現場の測量などを実施しており、その技術を生かして農薬や肥料を散布する。

 ベジカルは昨年7月に設立した。ICT事業部と連携し、本年度から同市仁位所にいどころ地区の棚田でブランド米作りに本格的に取り組む。栽培にあたっては同地区の農家と協力し合う。

 同社総務部の古賀和香子部長(37)は「建設業も農業も“ものづくり”という点で共通している。地元の活性化につながれば」と話している。

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