大賞に輝いた北村美弥子さんの「泉」

北村美弥子さん

 梧竹・蒼海顕彰第28回佐賀県書道展(佐賀新聞社主催)の最終審査が11日、佐賀新聞社で開かれた。委嘱作品から選ぶ大賞に、藤津郡太良町の北村美弥子さん(42)の少字数書「泉」が輝いた。

 1次審査を通過した公募作品103点と高校生作品137点、委嘱作品131点の計371点から、審査委員長の島谷弘幸さん(66)=福岡市、九州国立博物館長=が選んだ。

 大賞作品は淡墨と余白を効果的に使った一字書。北村さんは「知らせを聞いて驚いた。書は私のエネルギー源」と笑顔を見せた。

 今回から大賞、準大賞に次ぐ「佐賀新聞社賞」を創設し、一ノ瀬佳風さん(79)=小城市=らの作品5点が選ばれた。一般公募の部は、森山南斗(なんとう)さん(26)=佐賀市=の漢字「呉鎭詩(ぐちんし)」が最高賞の県知事賞を受賞した。高校生に贈る新人賞には、佐賀北高3年の田中えりさん(17)の漢字「臨『傅山(ふざん)』」など5点が選ばれた。

 佳作以上の公募作品と高校生の優秀作品、審査会員と委嘱の作品は、前期(5月26日~31日)と後期(6月2日~6日)に分けて佐賀県立美術館で展示する。5月31日に予定されていた表彰式と祝賀会は、新型コロナウイルス感染予防のため中止する。

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