今季初の「うれしの茶」の入札会。1社あたり2人に人数を絞り、マスクを着用して開いた=嬉野市の西九州茶農業協同組合連合会

 佐賀や長崎で生産される「うれしの茶」の新茶初入札会が13日、嬉野市の西九州茶農業協同組合連合会(茶連)であった。生育は良好で凍霜害もなく、最高値は1キロ5万2千円で、過去最高だった昨年を更新した。平均単価は前年比102円減の5071円。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小して実施した。入札会では商社1社当たりの入場を2人に絞り、マスク着用や手指の消毒を徹底した。

 嬉野市や長崎県東彼杵町など8農家が「サエミドリ」などの品種を出荷し、29社の茶商が茶葉の香りなどを確認した。上場点数は50点で、計1174キロが出品された。

 西九州茶連生産販売課の小田昭徳課長は「イベント中止などが相次いでいるが、品質の良いお茶ができている。色、香り、味と三拍子そろった仕上がり」と期待を込めた。その上で「お茶は免疫力を高める作用もある。外出の自粛が求められる中、家でゆっくりとお茶を楽しむ時間を持ってもらいたい」と話した。

 入札会は5月15日まで連日開く予定。本年度の取扱量は1268トン、販売高は17億円を見込んでいる。

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