「道切り縄」に新型コロナウイルスの終息を祈願する地元住民=伊万里市松浦町桃川の鹿路峠

鹿路峠のほこらの前で新型コロナウイルスの終息を祈願する地元住民=伊万里市松浦町桃川

 伊万里市松浦町桃川の鹿路(ろくろ)峠で11日、地元の神社と氏子が新型コロナウイルスの終息を祈願した。この地域には、疫病を追い払う「道切り」という習俗が残っており、先人に倣って人々の安全を祈った。

 「道切り」は集落の出入り口にしめ縄を張り、疫病や災厄の侵入を防ぐというまじないの習俗。桃川地区には今も残り、武雄市との境にある鹿路峠で毎年10月、しめ縄を掛け替える神事を行っている。今回は新型コロナウイルスの流行を受け、地元の諏訪神社が特別に祈願祭を実施した。

 松永典彦宮司(91)は「疫病の流行と向き合ってきた先人たちと同じように、厳しい状況を乗り越えていきたい」と話した。

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