調理師関係功労者厚生労働大臣表彰を受けた橋村敬文さん=佐賀市中の小路の木原鰻屋

 調理技術の発展や調理師の資質向上に顕著な功績があったとして、佐賀市中の小路の木原鰻屋の店主、橋村敬文さん(53)=嬉野市塩田町=が、2019年度の調理師関係功労者の厚生労働大臣表彰を受賞した。

 高校での調理実習の指導や、県日本調理技能士会の若手の育成のほか、地産地消の料理の開発といった地域の食文化の向上などの取り組みが評価され、調理業務分野で受賞した。

 橋村さんは、1989年に佐賀市のマリトピア(現ガーデンテラス佐賀)に就職。1996年に木原鰻屋に移り、前店主の下で長年にわたってウナギ料理の腕を磨いてきた。

 高校時代から弓道をしており、嬉野市弓道連盟の会長も務める。調理と弓道には通じるものがあるといい、「一射一射、一つ一つの積み重ねと、周りの方々に支えられて受賞できた。これからも技能の向上や若手の育成、社会福祉への貢献に取り組んでいきたい」と話した。

 大臣表彰は3部門あり、全国で120人が受賞。調理業務分野は橋村さんを含め81人だった。

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