佐賀市のPR動画で“主演”を務めるワラスボの干物

 謎の生命体、有明海に現る?-。佐賀市が、「エイリアン」にも例えられる有明海の珍魚ワラスボを“主演”にした市のPR動画を制作した。パニック映画の予告編を思わせる仕立てで、秀島敏行市長も出演。ワラスボのインパクトに乗せて、佐賀への興味をあおっている。市の特設サイトで見られる。

 動画は2分27秒。同市東与賀町の干潟よか公園を訪れた東京のカップルが不思議な骨を発見、それが未知の生物「WRSB」と分り、干潟が封鎖されたり佐賀市に非常事態宣言が出るなど日本中がパニックに陥るストーリー。ワラスボがうごめく様子や干物のアップの画像が随所に挿入され、強い印象を与えている。

 手掛けたのは海外で広告賞の審査員も務める東京在住のクリエーター三寺雅人さん(39)ら。2013年11月に着手、同公園のほか、旧古賀銀行や佐賀市文化会館などで撮影した。特設サイト、動画の制作費は約200万円。

 三寺さんは「佐賀市の人は普通にワラスボに接しているが、こんな異彩を放つ生き物は話題になる。最終的には見た人に佐賀市に来てほしい」とアピール。秀島市長も「地域の身近なよさを見直すきっかけになれば」と期待を込める。

 特設サイトではワラスボの生態や食べ方、ワラスボ料理を出す飲食店なども紹介している。サイトのURLはhttp://wrsb.saga-city.jp/。

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