願い事が書かれた札を納め、祈願する清水鯉料理振興会の会員たち=小城市小城町の宝地院

コイ料理店を訪れた人たちが寄せた願い事の札

 小城市の清水鯉(こい)料理振興会(会長=江里口茂・鯉しげ代表)は7日、昨年から今年2月までの催事期間中に顧客などから集めた願い事の札約800枚を、清水観音として知られる宝地院に奉納した。良縁や家庭円満に加え、新型コロナウイルス感染症の早期終息を願う声も多く寄せられた。

 福を呼び寄せる「来い」と「鯉(コイ)」をかけ、食事や観光で訪れた人たちの願い事を代わりに納める取り組み。清水の滝近くの7店でつくる振興会が、客足が遠のく冬季対策として、脂がのったコイの刺身を期間限定で提供。専用のポストを各店に置いて札の投かんを呼び掛けた。

 催事は5年前から行っているが、新型コロナの感染拡大で、加盟店では3月以降、宴会のキャンセルが相次ぐ。売り上げが前年に比べ3割近く減った店もあるが、衛生管理を徹底して営業を続けている。江里口会長(71)は「寄せられた切実な願いと一緒に、若い後継者たちが元気に店を営んでいけるよう祈願した」と話した。

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