飛沫防止対策のアクリル板をレジに設置して接客する従業員=佐賀市のグッデイ佐賀本庄店

レジの前に間隔をとるための目印を貼り付けているマックスバリュ尼寺店=佐賀市大和町

 天井からの照明を受けて光る透明なアクリル板が、店員と買い物客の間に設置されていた。佐賀市のホームセンター「グッデイ」佐賀本庄店。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、精算時のレジで店員と買い物客の間での飛沫(ひまつ)感染を防ぐ措置で、商品を使ってこしらえた。

 バーコードを読み取ったり、釣り銭を渡したりするのも、アクリル板の下から手を出す。買い物に訪れた佐賀市の主婦の香上恵子さん(42)は「佐賀では初めて見た。安心して買い物できる」。同社では、アクリル板の設計図のデータをウェブサイトで無料公開している。

 レジの前で対策に取り組む例は他にもある。佐賀市大和町のマックスバリュ尼寺店では、床に2メートル間隔で色の付いたテープを貼った。精算を待つ列の目印だ。

 テープに気付いて距離を空ける夫婦がいる一方、何の目印なのか首をかしげる買い物客の姿も。店側は趣旨を説明した張り紙などで協力を呼び掛けている。

 肥田正次副店長は「分かりやすくなるように足跡のマークも追加するつもり」と試行錯誤を続ける。

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 新型コロナウイルスの影響が佐賀県内でも広がっている。さまざまな光景を切り取り、現場やその周縁にいる人たちの声に耳を傾ける。

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