新型コロナウイルスの対策として、ビデオ映像で審査した県消防職員意見発表会=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県内の消防職員が日頃の業務での気付きや課題などを発表する「第43回県消防職員意見発表会」が10日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。県内五つの消防本部から14人が参加。新型コロナウイルス対策で、事前に録画した発表の様子の映像で審査し、杵藤地区広域市町村圏組合消防本部の馬郡大輔消防士長(25)が最優秀賞に輝いた。

 発表会は消防職員としての自覚を高めるとともに、資質の向上を目指し、県消防長会が主催した。14人は現場業務での経験を踏まえ、改善に向けた解決策などを発表。持ち時間は5分で、5人の審査員が論旨の明確性や業務に対する先見性・発展性、発表態度や表現力などを基準に採点した。

 最優秀賞の馬郡さんは昨年8月の佐賀豪雨で救助活動した際、住民の避難状況の把握に苦労したエピソードを紹介。避難状況を的確に把握するための工夫として、災害発生時に避難が完了した場合は家の外の分かりやすい場所にタオルを掛けて無事を伝える「白いタオル運動」を提案した。

 馬郡さんはビデオ審査で実施される九州大会の県代表に選ばれた。優秀賞には佐賀広域消防局の谷口豪消防士(26)、敢闘賞に佐賀広域消防局の中村忠司消防士長(31)が選ばれた。

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