唐津曳山取締会の総会で、あいさつをする山内啓慈総取締=唐津市南城内の唐津神社

 唐津曳山(ひきやま)取締会の総会が9日夜、唐津市の唐津神社であり、新型コロナウイルスの感染予防のため、29日の神社の春季例大祭に合わせて市民会館前に唐津くんちの曳山14台がそろう「社頭勢揃(しゃとうせいぞろい)」などの奉納行事を中止することを決めた。

 例大祭の祭典は参列者を減らすなど規模を縮小、神事では疫病の鎮静祈願を行う。奉納行事は曳山社頭勢揃、唐津曳山囃子(やまばやし)保存会による囃子、池坊生け花展示、浦安の舞が全て中止になった。

 曳山取締会の山内啓慈総取締(71)は「全国の催しや祭りがほとんど中止になっている。苦渋の決断」と述べ、唐津神社の戸川忠俊宮司(44)は「史上まれにみる事態。事情を察して、ご協力いただきたい」と呼び掛けた。

 昨年の社頭勢揃は雨天で取りやめになっており、2年連続で中止になる。

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