校庭で開かれた鍋島中の入学式。入り口に設置された看板の前で記念撮影しようと、新入生たちはこのときばかりはマスクを外し、笑顔を見せた=佐賀市

 佐賀県内の多くの小、中学校で9日、入学式が開かれた。新型コロナウイルスへの感染を予防するため、在校生や来賓が参加せず、時間を短縮する学校が目立ったが、マスク姿の新入生はこれからの学校生活に期待を膨らませた。

 佐賀市の鍋島中は、校庭に間隔を空けて椅子を並べ、新入生209人を迎え入れた。新型コロナウイルスの影響で、大幅に形を変えた入学式に貞包浩ひろ洋み校長は「本来なら在校生や来賓も呼んで華やかに迎えたかった」としつつ、「真剣に打ち込めるものを見つけ、友情を育んで」と激励した。

 式は25分に短縮し、保護者たちは校庭の外に設けられた席でわが子を見守った。40代の母親は「入学式が開かれて良かった。在校生がいないのはさみしいけど、今の状況を考えれば仕方がない」と話した。

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