上峰町坊所のEBI江口魚(江口紘基社長)は8日、町にハンドメイドマスク100枚を寄贈した。マスクは町が町内の福祉施設13カ所に配布する。
町のふるさと納税返礼品にも採用されているエビフライを製造・販売する同社は「マスクを入手できない」という顧客の悩みを聞き、3月上旬から手作り布マスクを店頭に並べている。ハンドメイドが得意な従業員らが制作、これまで約200個を売り上げたという。
町役場であった贈呈式では、江口社長が武広勇平町長にマスクが入った箱を手渡した。江口社長は「それほど多くないので効果的に使ってもらいたい」と述べ、武広町長は「マスクは不足気味で非常にありがたい。有効に活用できるよう手配したい」と感謝した。