インターハイ出場が懸かった全九州高校体育大会で力走する九州各県の選手たち=2019年6月、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、九州高校体育連盟は8日、6月から開催予定だった全九州高校体育大会(九州総体)を中止すると発表した。休校で部活動ができない県が多く、生徒の移動・宿泊の安全も確保できないことから、開催は難しいと判断した。九州総体の中止は初めて。

 同大会は6、7月に九州・沖縄各県で開催され、各県の総体や予選を勝ち上がった選手・チームが出場する予定だった。全31競技で、佐賀県内では相撲、剣道、少林寺拳法、水球の4競技が実施されることになっていた。

 陸上、水泳、ホッケーなどは、夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)の予選も兼ねており、大会中止によって、選考方式が見直されることになった。新たな選考方式については、各競技団体が決める。

 佐賀県高校体育連盟の堤啓剛理事長は「中止は残念だが、何よりも人命と安全面を優先しなければならないので、決定は致し方ない。県総体については開催できるように準備を進める」と話した。

 

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