佐賀県人事委員会は2020年度の県職員採用試験から、障害者を対象にした大卒程度の選考試験を新たに実施する。受験者の選択肢を増やし、障害者の雇用率アップにつなげる。

 採用試験には高卒程度と大卒程度のものがあり、入庁当初の給与や昇任時期に差がある。佐賀県ではこれまで、障害者を対象にした採用試験は高卒程度のものしかなかった。一般の大卒程度の試験を受けることはできたが、点字試験や手話面接には未対応で、高卒程度の試験を受けるしかない人がいた。

 採用予定者数は行政3人程度、教育行政1人程度。身体、精神、知的障害者が対象で、今回は県内に居住している人に限る。

 19年度の県の障害者雇用率は2・31%で、法定雇用率2・5%を達成できていない。県人事課は「優秀で多様な人材を採用するため、受験者の要望に応えられるようにする」と話した。

 申込期間は13日から5月8日まで。問い合わせは県人事委員会事務局、電話0952(25)7295。

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