入校生を代表し、宣誓した中島優生さん=佐賀市兵庫町の県消防学校

 佐賀市の県消防学校(瀬戸口健司校長)で8日、消防職員初任科の入校式が開かれた。県内五つの消防局・本部に採用された18~28歳の22人が、県民の生命と財産を守る重責を担う決意を新たにした。

 瀬戸口校長は「探究心を持って最後まであきらめずに全力で取り組んで」と式辞を述べた。山口祥義知事は昨夏の佐賀豪雨に触れ「消防士の存在が大きな支えだった。県民の生命を守る同志として、一日一日を大切にしてほしい」と激励した。入校生を代表し、伊万里・有田消防本部の中島優生さん(23)が「変化する現場に強い消防人を目指し、訓練に専念する」と力強く宣誓した。

 高校時代から消防士に憧れていたという唐津市消防本部の内布慎太郎さん(28)は大学生時代、救急隊員から応急処置を受けた経験もあり、民間企業で働きながら5度試験に挑戦して夢をかなえた。「妻と2人の子どもの存在が力になった。今後は地域のために、信頼される消防士になる」と決意を述べた。

 入校生は10月9日までの約半年間、消火、救助などの実践的な訓練を通し、消防職員として求められる基本的な知識や技術習得のほか、潜水士などの資格取得に励む。

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