玄関にアルコール、手洗い

 外出自粛が要請されていても食料や日用品の購入、医療機関の受診などはできる。しかし長崎大の泉川公一教授(感染症学)は「重症になりやすい高齢者や持病のある人に限らず、誰もが外出を控えてほしい。出歩くなら感染予防策を取り、なるべく短時間にとどめて」と話す。

 新型コロナウイルスの主要な感染ルートは、感染者がせきをしたり声を出したりする際に飛び散るしぶきを吸い込むか、それに触れた手で自分の鼻や口などを触ることだ。無症状や軽症の感染者もウイルスを広げる可能性があるため、人と人の接触を最小限にすることが必要だ。

 厚生労働省は、オンライン診療の対象を広げるなど医療機関での感染防止策を拡充した。かかりつけ医が対応しているか、確認してみよう。

 生活必需品の購入は、スーパーなどによるインターネット注文・宅配サービスを利用すれば家でも可能だ。決まった曜日に商品が自宅に届く生活協同組合への加入も選択肢の一つになる。

 店での買い物は、出掛ける人を限定すれば、家族の感染リスクを低く抑えることができる。

 外出中は手で顔を触らないように注意する。マスクは、鼻から顎までカバーするように正しく装着すれば、鼻や口を触りにくくなる。

 ウイルスを家の中に持ち込まないよう、帰宅後は必ずせっけんで手洗いを。洗面所に行くまでの間にドアノブやスイッチを触ると、そこにウイルスが付着し家族に広がる恐れがある。できれば玄関にアルコールを置き、帰宅時すぐに手指を消毒するか、手洗いの後、先に触った場所を消毒液で拭くといい。【共同】

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