家族への感染防止策

 家族の誰かが新型コロナウイルス感染症と診断された場合、軽症なら自宅療養となる可能性がある。同居の家族に感染を広げないような注意が必要だ。

 患者本人は、脱水にならないように水分を十分取って安静にすることが大切。症状を緩和する市販薬を飲んでもいいが、薬の種類は記録しておく。息苦しさは肺炎のサインかもしれないので、我慢せず、自宅療養を指示された医療機関などに電話で連絡する。同居家族の健康観察も必要だ。

 厚生労働省は自宅療養の際の家族への感染防止策をまとめ、自治体などに通知した。それによると、療養は個室にし、十分に換気する。本人の行動範囲は最小限に。

 世話をする人はできるだけ限定し、患者の部屋に入る時はマスクをし、せっけんでこまめに手洗いをする。マスクの外側は触らないように。

 洗面所やトイレは患者専用にするのが望ましい。家族と共用する場合は頻繁に清掃、消毒と換気を行う。患者の入浴は家族の最後にする。

 ドアノブなど患者が触れた物の表面は家庭用除菌スプレーなどで1日1回以上拭き掃除を。

 患者の衣類やシーツ類は家庭用洗剤で洗濯して完全に乾かす。患者の体液や汚物に触れるとき、清掃や洗濯の際はマスクと手袋、使い捨てエプロンを着用する。【共同】

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