大町で長屋など全焼(読者提供写真)

 7日午前1時50分ごろ、杵島郡大町町福母で建物火災が発生し、長屋など5棟が全焼、焼け跡から1人の遺体が見つかった。佐賀県警白石署によると、長屋に住む60代男性と80代女性の2人と連絡が取れておらず、確認を進めている。

 白石署によると、近くの男性から「建物が燃えている」と119番があった。長屋には6世帯8人が住んでおり、約2時間半後に鎮火した。長屋の一部は地元の公民分館として使われていた。

 現場はJR大町駅の東北東約500メートル。近くの人の話では、杵島炭鉱があった時代に建てられた炭鉱住宅が並んでいた。燃えた住宅は4棟で、一つの屋根を4家屋が共有する造りだった。2メートルほどの路地を隔てて建つほど近接しており、次々に類焼した。

 近くの人は「ボーンという音で外に出たら花火が上がるように火が出ていた。消防車が現場に来る前には燃え広がり、人を助ける間もなかった」と話した。出火場所の間近の家から母親(80)と一緒に逃げた女性(50)は「貴重品を持ち出すだけで精いっぱい。火を消す余裕などなく、怖かった」と話した。

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