取っ手が印象的なテーブルウエアと、和紙を折ったような雰囲気が楽しめるランプ

ランプの制作工程を説明するデニス・グイドーネさん=有田町の県陶磁器工業協同組合

 佐賀県の事業で有田町に滞在し、創作活動を続けていたイタリア人デザイナーのデニス・グイドーネさん(42)が、2カ月間の活動の成果を発表した。磁器の照明と食器セットで、同町の県陶磁器工業協同組合のギャラリーで21日まで展示する。

 イタリアのミラノと東京を行き来し活動するグイドーネさんは、1月31日から同町に滞在。ミラノの国際見本市でコラボ経験がある同町の李荘窯(寺内信二社長)と組んで制作した。

 「折りランプ」と名付けた照明は、磁器の透光性を生かし、和紙を折ったような雰囲気が楽しめる。卓上とつるすタイプがある。

 食器は大きな取っ手が印象的な白と黒の皿、カトラリー入れ、スープボウル、カップの4種類。特に縁に手が触れがちな皿状の器は、取っ手を持つことで衛生的に使え「レストランにも向いている」と説明した。

 「有田のゆっくり流れる空気や、磁器作りの工程を知ったことが、インスピレーションにつながった」といい、ランプと食器は今後商品化される。グイドーネさんは、県の事業「クリエイティブ・レジデンシー有田」の支援で創作活動をしていた。

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