図書館の南の庭で、春を見つけたよ!

 感染症終息のめどが立たない間は、不安やストレスが募りがちです。今、私たちにできることは何なのでしょうか?

 人の成長には、読書と体験が必要だと言われます。どちらか一方だけでは、偏った人格形成にもなりかねません。島崎藤村は「人の世に三智がある。学んで得る智、人と交わって得る智、自らの体験によって得る智がそれである」との言葉を残しました。学んで得る智は読書でできますが、人との交流や自ら体験する機会は、残念ながら感染拡大防止のため、大きく制限されているのが現状です。

 できないことを嘆くより、できることに力を注いでみてはいかがでしょう。暇つぶしの読書ではありません。今の問題を解決する知恵と、このウイルス禍が収まったときに一歩踏み出す勇気を、本で蓄えませんか。(館長 鴻上哲也)

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