佐賀県は、佐賀女子短大(佐賀市)を運営する学校法人旭学園と連携して小学校教諭の養成に取り組む。現役の小学校教頭による講義を短大で実施し、採用試験の合格者増につなげる。

 教員のなり手不足もあり、2019年度の県の小学校教員採用倍率は1・4倍で、過去30年で最低だった。こうした状況を改善するため共同で取り組む。

 武雄市の山内東小の脇山英靖教頭(48)が4月から、こども教育コースの准教授として派遣された。任期は3年で、教師として求められる技術や、分かりやすい授業方法を教える。

 佐賀女子短大の教員採用試験合格者は2017年度0人、18年度6人、19年度は1人だった。旭学園は教育内容を充実させようと、県に現役教員の派遣を依頼し、3月4日に協定を締結していた。旭学園の中島信明本部長は「教員にふさわしい人材を育成し、なり手不足を解消できれば」と話している。

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