佐賀市が取り組んでいる下水道資源を活用したバイオマス事業が、国土交通省の「下水道リノベーション計画」に登録された。国は下水道施設の改築や再編に合わせ、施設管理の効率化やエネルギー創出する事例を推進しており、大阪府堺市の三宝水再生センターに続く全国2例目の認定。

 佐賀市の計画は本年度から4年間で、衛生センター(巨勢町)や味の素九州事業所(諸富町)から排出される液状汚泥を下水浄化センター(西与賀町)に集約、メタンガス発電の23年度の供用開始を目指す。既に実施している汚泥の肥料化、ノリ養殖のための栄養塩供給も継続する。

 国交省は「全国のモデルになる取り組みで、他の自治体に情報を発信していく」と説明する。市上下水道局は「交付金の重点配分を受けられる可能性がある登録で、国の後押しに応えられるように事業を進めたい」と話す。

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