到着したジャンボタクシーに乗り込む利用者=佐賀市富士町の栗並公民館前

 昭和自動車(唐津市)の路線バス再編で、代替交通となるコミュニティーバスが1日、運行を始めた。トラブルはなかったものの、新型コロナウイルスの影響で外出を控える傾向もあり、佐賀市富士町では予約制での利用が4人にとどまった。

 再編対象の県内26路線のうち、23路線をタクシー会社などが引き継ぎ、ジャンボタクシーやマイクロバスでの運行を始めた。

 小城市では「小城-牛津線」の廃止に伴い、市の委託を受けた小城タクシーがジャンボタクシーを運行した。「多久-武雄線」は朝の1往復以外をジャンボタクシーに切り替えた。

 雨風の中、傘を差した利用者がコミュニティーバスの到着を待った。佐賀市富士町で乗車した藤田光子さん(76)は「運行継続のため利用していきたい」と話した。

 三瀬村で農家民宿を営む女性(63)は「佐賀駅からの直通バスがなくなり、外国人旅行客が減らないか心配」と話す一方、「通学や通院、買い物ができる手段がなくならなくてよかった」と述べた。

 佐賀市企画政策課の担当者は「今後、地域の方に利用してもらい、課題を共有して利用促進に努めたい」と話した。(取材班)

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