30回目の絵画展を開いた「虹の会」の会員たち。恩師だった兵動健吾さん(故人)を描いた絵(後方中央)も飾った=小城市内

30回の節目となった絵画グループ「虹の会」の絵画展

80歳で亡くなった恩師の兵動健吾さんを描いた絵も飾られた

 小城市の絵画グループ「虹の会」は3月31日までの4日間、市内で30回目の絵画展を開いた。1年間の集大成と位置付ける展覧会で、身近な風景や家族、恩師を描いた油絵など約30点を展示した。

 虹の会は1985年、絵画教室の設立に合わせて発足した。小城町出身の画家で、東光会審査員を務めた故・兵動健吾さん=享年80=から月2回指導を受けてきた。

 現在は定年退職して絵を描き始めた人や、30年以上の経験者ら13人が集まる。公募展で入賞する人も増え、刺激を与え合う場になっている。

 出展作品は風景や人物の具象画に加え、教室で会員たちの様子を見守る生前の兵動さんを描いた絵も飾った。設立時から教室に通う江里口良子さん(85)=小城町=もその一人で、「今でも思うように描けないけれど、先生が生きていたら、少しは上達したと褒めてもらえるくらいにはなったかな」と話した。

 かつて兵動さんに師事し、現在は会代表として指導している古川幸夫さん(67)=小城町=は「それぞれが悩み、楽しみながら描き上げた作品ばかり。会員たちの熱意や意欲が伝わったと思う」と節目の展示を振り返った。

 教室は第2、4日曜の午後に小城文化センターで開いており、会員を募集している。問い合わせは古川さん、電話090(3017)6161。

このエントリーをはてなブックマークに追加