市民に冷静な対応を呼び掛ける深浦弘信伊万里市長=市役所

 佐賀県で2人目となる新型コロナウイルスの感染確認者が伊万里市在住だったことが分かった31日、深浦弘信市長は記者会見を開き、市民に対して「大規模な感染拡大が確認されている状況ではなく、冷静に受け止め、落ち着いた行動を」と呼び掛けた。6日に始業式が予定されている小中学校の対応については、2日までに判断するとした。

 市によると、31日午後1時ごろ、県から感染確認の連絡が入り、県の公表と同時に臨時の対策本部会議を開いた。

 市内に22校ある小中学校と義務教育学校の再開日程に関しては、1日に臨時校長会を開いて協議し、2日の対策本部会議で決定する。これまでは県教委の方針に沿って対応してきたが、深浦市長は「独自の判断をすることもあり得る」と述べた。

 市役所は年度替わりで来庁者も多く、全職員に1日からマスクを着用するよう指示した。市内でもマスク不足は続いており、市が備蓄する約4万枚は医療機関や介護施設に配布する予定のため、手元にない場合は手作りマスクで対応するよう求めた。

 県内1人目の感染者が確認された佐賀市では、全ての公共施設を約10日間、臨時休館にした。これに対し、伊万里市は「現時点では感染拡大につながる可能性は低い」とし、現在休館している老人施設以外に新たな利用制限は行わない考えを示した。

 市は市民向けの相談窓口を設置している。電話0955(23)4159。受け付け時間は平日の午前8時半~午後5時15分。

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