リハビリ生活の中でロータリークラブ例会を楽しみにしていた宮島傳兵衞氏=2018年3月

 宮島醤油(唐津市船宮町)社長を半世紀以上にわたって務め、地域経済、教育・スポーツの振興に尽力した宮島傳兵衞(みやじま・でんべえ)氏が31日午前2時52分、心不全のため唐津市内の病院で死去した。98歳。自宅は唐津市東町2の11。通夜、葬儀は近親者のみで行う。喪主は長男で同社社長、唐津商工会議所会頭の宮島清一(せいいち)氏。後日、追悼の会を開く。

 1922(大正11)年1月生まれ。旧制唐津中、福岡高から東京帝国大(現東京大)経済学部に進学。学徒動員から復員後、軍需工場となっていた会社の再建に手腕を振るい、1882(明治15)年創業のしょうゆ・みそ製造会社を調味料やレトルト食品を軸にした総合食品メーカーへ転換を図った。

 国際ロータリークラブ第2740地区(佐賀、長崎)ガバナー、佐賀県公安委員長、唐津東高同窓会長、県相撲連盟会長、県ゴルフ協会長など多岐にわたる分野の要職を務め、2005年、佐賀新聞文化賞(体育部門)を受賞した。

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